Front MatterとLiquid
Front Matter(フロントマッター)を使うと、ファイルにメタデータをセットすることができます。defaultレイアウトを使うためにindex.html
に記述してみましょう。
形式はYAMLで、2つの3連続のダッシュ: ---
の間、そしてファイルの先頭に書きます。
index.html
の先頭に以下を追加します:
---
layout: default
---
ブラウザを更新すると、サイトの見た目は先ほどと全く同じです。違いは、これからは全てのページで同じレイアウトを使えるようになったということです。
まだ問題があります。全て同じ<title>
タグはイヤなので、変更する必要があります。Front MatterとLiquid(リキッド)を使って修正することができます。
Liquidは、Jekyllで使われているテンプレート言語です。
すでにレイアウトのセクションにて {{ content }}
というものを使いました。
Liquidには2種類の書き方があります:
Output Markup - 2つの波括弧を使って、何かしらを出力します。
{{ variable }}
Tag Markup - 何も出力しません。基本的にロジックを書くために使われます。Tag markupには波括弧とパーセント記号を使います。
{% if page.variable %}
Hello
{% endif %}
では、title変数を設定するために、index.html
にもう1行Front Matterを追加しましょう。
Front Matterは現在このような感じです:
---
layout: default
title: Home Page
---
default.html
を開き、このように<title>
タグを置き換えます:
<title>
{% if page.title %}
{{ page.title }}
{% else %}
Default Page Title
{% endif %}
</title>
page
を使うことで、設定したFront Matterを参照できます。ここでは、タイトルがセットされていれば表示され、されていなければ初期表示になるよう確認しましょう。
ページをリロードすると、ページタイトルが _Home Page_となっています。